死亡者数 811名(中国)+2名はフィリピンと香港
感染者数 3万7198名(中国)
国内感染者数 26名(↑1) クルーズ内感染者70名(↑6)
共同通信によると
【北京共同】中国国家衛生健康委員会は9日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる死者が中国本土で89人増え、計811人になったと発表した。2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。中国や各国は隔離や検疫による対策を急いだが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航している。
感染者も増え、累計で3万7198人となった。感染者のうち重症者が約6100人、感染疑い例は2万9千人近くおり、被害の拡大が続いている。
被害が最も深刻な湖北省では死者が780人、感染者は2万7100人に達した。
また中央日報によると
新型コロナウイルによる肺炎が飛沫や接触だけでなくエアロゾル(空気中に浮遊する微粒子)形態でも感染するという主張が中国から出た。
中国メディアの澎湃によると上海市民政局の曽群副局長は8日の記者会見で衛生防疫専門家の意見として「現在の確定的な新型肺炎感染主要経路は『直接感染』『エアロゾル感染』『接触を通じた感染』と判断される」と明らかにした。
特に曽副局長は「エアロゾル感染は飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸入して感染するもの」と説明した。
続けて予防と関連し、「一切の社会活動関連の会合を取り消すべき。新型肺炎状況が激しい地域の知人や友人が訪ねてこようとする場合には止めるべきで、窓を開け頻繁に換気すべき」と話した。
また「ドアノブや机とイス、便座などを75%のエタノールなどでふいて消毒すべき。手をきれいに洗い、せきをする時に口と鼻をふさぐなど個人衛生も徹底しなければならない」と呼び掛けた。
その上で、「空気・接触を通じた感染を避けなければならない。疑われる患者の分泌物との接触を避け、個人生活用品を一緒に使ってはならない。握手やハグなども避けるべき」と付け加えた。
空気感染を疑わなければならないということは、困ったことになりそうだ。